北欧住宅のエクステリアについて。オシャレな外構やウッドデッキをご紹介!ガーデニングやバルコニーの参考にも!【画像15点付き】
北欧住宅のエクステリア。
ナチュラルに植えられた豊かなグリーンの色彩が、より一層おしゃれな家を際立てます。
この記事では、シンプルながら繊細でスタイリッシュなものから、絵本に登場するようなデザインまで幅広くガーデニングを紹介していきます。
エクステリアサイズ別で紹介!外構デザイン
ひとくちに北欧風エクステリアといっても、各家ごとにエクステリアにとれる面積は様々です。
外構デザインを考える上で最も重要となってくる、施工面積をしっかりと把握し、ガーデニング・駐車場などの配置も加味してデザインすることはもちろんのこと、住宅との配色やバランスに注意を払って理想のエクステリアをつくり上げていきましょう。
ここでは、庭のサイズ別にエクステリアデザインを紹介していきます。
ミニマルなつくりの小さなエクステリアには?
『ミニマリスト』というワードが流行っている昨今では、”ものを持ち過ぎない生活”を美徳とする考えを持つ北欧の生活パターンに理想を抱く方も多いことでしょう。
飾り過ぎないシンプルな外観で最低限のサイズ感の住宅、インテリアもストックが少ないゆえにスッキリと部屋全体を見渡せるものが多いですね。
限られた敷地内だからこそ楽しめる、2,3階にとった広めのバルコニーと、南国風のグリーンのエクステリアで奥行きのある印象に仕上げています。
普通に家を建ててしまうと”窓の外はすぐ隣家”という超狭小スペースには、あえてウッドデッキを設置しリビングの延長として空間利用をするのもあり。
ウッドデッキには、グリーンの鉢植えでいつでも模様替え可能にします。
余裕のある大きなエクステリアは存分に空間を利用して
俗世から切り離されたような、荘厳な大自然の中に佇む小さな別荘は、完全に自然と調和した周囲の自然を生かしたエクステリアに。
”リビングが北側で裏庭スペースの方が大きい”という日当たりの悪い条件下でリビングの軒先に屋根を設けたい場合、完全にシェードやサンルームで窓を覆ってしまうと部屋に光が入らなくなってしまいます。
そんな場合は夏には程よい日当たりで雨除けにもなるパーゴラ仕様の屋根を設置し、その下を土間スペースにすることで、コケや害虫が好むジメジメした環境を解消しながら年中快適な空間を完成させます。
”間取りの一部”として考えたい『ウッドデッキ』でゆとりのある空間づくり
『セカンドリビング』としての用途としても楽しめるウッドデッキは、北欧住宅を購入する上でぜひ取り入れたいエクステリアの一つですよね。
ここでは、北欧住宅のデザインにマッチする個性的なウッドデキッキを紹介します。
リビングから続く大きくとったウッドデッキに、日よけのサンルームを設置したセカンドリビング仕様にセンスを感じます。
天気の良い日にはアフタヌーンティーを楽しめる憩いの空間としても活躍しそうです。
庭のスペースを取ることが難しい場合には屋上にエクステリアを考えるのも一つの手。
屋上全面をウッドデッキ調にし、ガーデンソファを置けばネオン輝く夜景を見渡すプライベート空間を独占することも出来ます。
目隠しに植栽をして、ガーデニングを楽しむこともでき、フェンスを設置すれば小さなお子さんのいる家庭でも目の届く範囲で安心して外遊びすることも可能です。
ピュアホワイトの外壁と相性の良いヴィンテージ色のウッドデッキに、ポップカラーのチェアやキャビネット・コンソールがなんとも北欧らしい!
インテリア同様にカラーアクセントを付けたコーディネートは必須です。
眼下に広がる広大な海原を見渡すエクステリアは、大自然との一体感を感じる北欧のライフスタイルそのもの。
リビング全体に大きく取られた窓から続くウッドデッキと、そこから続く自然のままの岩や野草で原点に回帰できる空間に。
※これは中々真似ができませんが(笑)
ナチュラルグリーンな北欧ガーデニングで癒しを追求したい!
作り込み過ぎないナチュラルさは、インテリアもエクステリアも共通したアイデンティティを持つ北欧スタイル。
そんな北欧のガーデニングはシンプルながらも繊細で、どこか懐かしささえ感じる優しい雰囲気を与えてくれます。
無駄が全くない芝生のエクステリアに佇むウッド調の住宅が、ガーデニングの一部となって見事に映えます。
特に画像のような個性的なデザインの住宅のエクステリアは、せっかくの住宅のデザインを損ないたくないので、”エクステリアはシンプルに”が鉄則です。
モダンな印象を与えてくれる石目の玄関アプローチは、統一感を持たせるため砂利を敷き詰め、アプローチから続く階段の脇のちょっとしたスペースを利用してガーデニングを配置します。
”住宅がモダンだから”と、エクステリアを全てコンクリートで固めるのはもったいない。
そう感じる方におすすめのエクステリアですね。
寒色の建物は大きく全面に窓を設けて、室内からの温かい光が漏れる構造に。
個性を損なわいようにするために、エクステリアは必要最低限の樹木を等間隔に計算しつくされた造形美で魅せます。
都会の喧騒の中にたたずむ北欧風の静かなバルコニー
マンションやアパートにお住まいで「ベランダやバルコニーではガーデニングが楽しみ辛い」と考えている方にこそおすすめしたい、”マンション・アパート住まいだからこそ出来る”北欧風エクステリア術をご紹介します。
2畳ほどしかない狭小スペースのバルコニーも、無機質な土間コンの上に人工芝マットなどを敷き詰め、お気に入りのチェアとテーブルを設置すれば立派なプライベートスペースに早変わり!
エアコンの室外機で植物が傷む可能性もあるので、植物を設置する際は室外機との距離などにはご注意を。
サンルームとして囲われた小さなバルコニースペースに、アートな空間を設けて空間活用。
北欧らしいポップなパブリックやチェア、ヴィンテージ感のあるテーブルが融合してアイデアも沢山わいてきそう!
窮屈感を感じさせないスッキリしたバルコニーインテリアを楽しみたいなら、鉢植えやプランターはなるべく設置せず、バルコニーの柵を隠すように造花のグリーンカーテンで上手に目隠し。
まとめ
人生において大イベントの一つである住宅購入で失敗しない為には、住宅のデザインやインテリアのみではなくエクステリアも注目すべきポイント。
北欧住宅のエクステリアは基本的にナチュラルなデザインが多く、イングリッシュガーデンを好む場合と異なり予算的にも抑えることが可能な為、自分で出来る範囲はDIYするといったメリハリをつけて理想の庭を手に入れましょう!