家事室とは!?家事室のある間取りや、収納についても画像付きでご紹介。

家事室

家事をラクにするものと言えば、 食洗機やお掃除ロボット、ドラム式洗濯乾燥機など家電のイメージが強いものですが、最近注目されているのが間取りや動線を工夫すること。
その流れで、家を新築する際に「家事室」を採用する人が増えています。

ひと口に「家事室」と言っても、そのプランは様々。
書斎のようなプライベートスペースもあれば、パントリーや土間収納の小さな一角に設ける場合もあります。

最近は花粉やPM2.5対策、夜洗濯で室内干しをする人も増えてきました。
室内干しユニットやアイロン台を備えたランドリールームも人気です。

この記事では、最近人気の家事室の間取りや収納、実体験からのメリット・デメリットなどをご紹介していきます。

 

 

家事室(ユーティリティルーム)とは

毎日休みなく続く家事は、料理や掃除、洗濯ばかりではありません。
家計簿をつけたり、食品や日用品の在庫管理をしたり、アイロン掛けや裁縫、保険や税金などの書類整理、、、
挙げればキリがなく、常に小さなタスクに追われ続けているようです。

家事を効率的にこなしていく為には、間取りや収納、家事動線の工夫が必要になります。
そこで検討したいのが「家事室」。
家事室は英語ではユーティリティルームと言われ、実用的、役に立つお部屋、といった意味を持っています。

 

 

家事室のある間取り

家事室のある間取りは、大きく分けると3つのレイアウトが考えられます。

・キッチンやパントリーに併設した、雑務を効率良くこなすためのワークスペース

・室内干しユニットやアイロン台を備えた洗濯動線を重視したランドリールーム

・ミシンや裁縫、絵、書道など、趣味にも集中することができるアトリエのような家事室

家事室は必ずしも居室である必要はありません。
適した場所であれば、小さなスペースでも十分活用することができます。

また、ライフスタイルや家事のやり方は人それぞれです。
家事室のある間取りは、「十人十色」と言っても良いでしょう。

 

ウォークスルーできる家事室

 

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キッチンと洗面室の動線が短いので行き来がしやすいのはもちろんのこと、家事室を通ることも可能な2wayアクセスの間取りです。
家事室にはアイロン台があり、洗面室には室内干しを完備。
外干ししない日は1階だけで洗濯家事を完了できます。
食料品と日用品を同じ場所でストック管理できるのも便利ですね。

 

家事効率を重視した洗面室

 

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パントリー、洗面、洗濯機、室内干しユニットを一か所にまとめた効率重視の間取り。
奥に見えるキッチン〜パントリーの動線もスムーズです。
下着類を収納できるクローゼットまで備えられ、入浴後の子供も自分で着替えることができますね。

 

バルコニーに隣接した家事コーナー

 

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バルコニーから取り込んだ洗濯物を畳んだり、アイロンを掛けたりすることができる家事コーナーのある間取りです。
居室でなくても、家事動線の一角にこういったスペースがあるだけでグッと効率が良くなります。
無垢材を使ったナチュラルでおしゃれな空間なので、ちょっとしたブレイクタイムも楽しめそう。

 

ファミリークローゼットの隣に家事室がある間取り

 

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最近人気があるのが、室内干しユニットとファミリークローゼットです。
1階のファミリークローゼットの隣には室内干しができる家事室(ランドリールーム)があり、天気が良い日はウッドデッキで干すことも。
長くなりがちな洗濯動線がコンパクトにまとめられています。

 

 

家事室の収納についてご紹介

おしゃれで書斎のような家事室

 

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家計簿やネットショッピングなど、パソコンで行う家事も意外と多いもの。
家事室に机とPC、書類を整理するファイルボックスがあれば、書斎のような便利さです。
家族のアルバムもすっきりと納めれば、家事の合間にいつでも眺めることができますね。

 

かわいいパントリータイプの家事室

 

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アーチ形状の入り口が優しい印象を与えるパントリー。
秘密基地のようなパントリーは子供と内緒話もできそう。
他の部屋と異なる壁紙をチョイスすると雰囲気もガラッと変わり、パントリーにいる時間や料理の時間もより一層楽しくなりますね。

 

光が差し込むアトリエとしての家事室

 

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ミシンが置けるほどゆったりと造られたテーブル。
収納棚が上部にあるので、手元を広く使えます。
二面採光で明るさも十分です。

 

収納可能な家事コーナー

 

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画期的!な収納できる家事コーナー。
壁に囲われているので、小さなスペースでもプライベート感があります。
広さに余裕がなくてもつくれるので真似してみたいアイデアですね。

 

センスありのランドリー収納

 

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オープンの収納棚にお気に入りの籠をランダムに並べ、おしゃれでまとまった空間に。
棚の一部はフリーにして机代わりにすることで、裁縫やミシン、アイロン掛けなどもできますね。

 

柱にみたてた収納タワー

 

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二方向から使える収納を軸に、洗面カウンターと机が備えられています。
カウンターの高さが同じなのでスッキリして見えますね。
省スペースで面白い収納アイデアです。

 

 

家事室のメリットとデメリット

家事室が本当に必要かどうかは暮らしてみないと分からない部分もある為、憧れだけで家事室をつくってしまうと失敗してしまうこともあります。

実際に家事室を使っている人の意見を参考にしてみましょう。

 

実体験からの家事室のメリット

「忙しい家事や育児の合間に、ほっと一息つける場所があって良かった」という意見は多くみられます。
ほんの短い時間でも一人の時間は大切ですね。

「共働きなので室内干しは本当に便利」という意見も。

洗濯家事を重視したランドリールームや室内干しスペースは30-40代のご夫婦に人気です。
室内干しがあれば夜洗濯にもラクラク対応。
来客時に洗濯物が目に触れないのも安心です。

 

実体験からの家事室のデメリット

「家事動線が悪く、結局デッドスペースになってしまった」という意見からは、動線の重要さが伺えます。
キッチンと洗面室の間に家事室をレイアウトすると、比較的使いやすい間取りになるでしょう。

感じ方は様々ですが、「ドア付きの個室にする必要はなかった」という意見もあります。
家事室が個室の場合は、”引き戸にして普段は開けておく”などの工夫をすると良いかもしれません。

また、ランドリールームは風通しの確保が大切です。
湿気がたまらないように窓の配置に注意すると良いでしょう。

 

 

まとめ

自分達にぴったりの家事室を作る為には、自分の家事のやり方を今一度確認すること、家族の生活習慣を観察することがポイントです。
生活動線と家事動線が混み合わないか、朝の動線に注目してみると良いでしょう。

家事室や家事コーナーを設けることで、忙しい毎日を少しでも楽しくラクにしたいですね。

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