北欧住宅って何?特徴や日本の住宅との違いをご紹介

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北欧とは?

皆さんは”北欧”と聞いて何を思い浮かべますか?

美しい街並み、針葉樹林や湖、オーロラやフィヨルド等、自然界の美しさは壮大で神秘的、旅行先としても人気のエリアですよね。

また、マリメッコやYチェアで有名なカールハンセン&サン等、日本でも人気のデザインブランドが数多くあります。
世界最大のインテリアショップ・イケアも北欧スウェーデン発。

これだけ高いデザイン性と機能性を兼ね備えたインテリアブランドが多くあるのも、”北欧”と呼ばれる地域が、−30℃にもなる長くて寒い冬を快適に家の中で過ごせるよう、長年の人々の知恵やアイデアで発展していったのかも知れませんね。

ちなみに日本語では“北欧”と“北ヨーロッパ”はほとんど同義語で、ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・エストニア・ラトヴィア・リトアニア・ブリテン諸島・アイスランドの9カ国のことを指します。

スカンディナヴィア(スカンジナビア)とは、北欧で代表的なスウェーデン・デンマーク・ノルウェーの3ヶ国がそう呼ばれています。

 

北欧住宅の特徴

北欧住宅の特徴といえば、シンプルでモダンな外観、断熱性や気密性に優れた高い機能性、木の温もりが心地良い内観。

木の風合いは時とともに少しずつ変化し、愛おしい存在になっていく…そんな風におっしゃる方もいらっしゃいます。

一言で言い表すとすれば「自然と共に暮らす家」とでも言いましょうか、木と自然光を取り入れたスタイルが特徴的です。

北欧は森や湖など自然に囲まれた環境の為、木を中心とした家づくりが盛んな事と、日照時間が少ない為窓面積を大きく取り、工夫を重ねて進化をしてきました。

筆者独特な伝え方しますと、ログハウスと近代住宅との掛け合わせが北欧住宅とも言えるかもしれません。(木の温もりと建設技術のまさに良いとこ取り)
※ユーザー目線の意見です

外壁に木を使う場合はどうしてもお手入れが必要な素材ですが、それ以上に木の柔らかな風合いに癒され、家族とのかけがえのないたくさんの思い出が刻まれていくとても素敵な素材ですよね。

また、極寒の地仕様なだけあり、高い気密性で冬の暖かさは勿論のこと、夏も外気の熱風を取り込み難く、快適に過ごす事ができるのも北欧住宅の良いところです。

 

日本の住宅との違い

北欧住宅と日本の住宅の違いや、北欧と日本の家に対しての考え方について

日本の家づくりの考え方

日本の高度成長期は、戦争の影響などからとにかく家を建てないと住むことができない状況だった為、安く大量生産できる新建材をつくり、多数の住宅を建設してきました。
日本の家が20~30年で住み難くなると言われているのも新建材を使用しているのが理由の一つです。
※新建材:新素材や新製法を用い、従来のものと同等の機能や外観を持つように作られた人工建材のこと(プラスチックやウレタンなどの断熱材なども新建材)

今ではだいぶ良くはなって来ましたが、当時はとにかく雨風を防ぐ程度の住宅が多かった為、断熱性は低く、換気も十分にできない構造なので、湿気で断熱材が壁の中などで滑り落ち、結露を起こしやすい。

その結果の一つとして、20〜30年でリフォームと言うよりも建替えをする住宅が多いです。

北欧の家づくりの考え方

北欧など欧州の家づくりは、手をかけて(メンテナンスをして)永く住み続けること。これが文化になっています。

それと”家にあまりお金を掛けたくない”と言う価値観を持っている方も多く、マイホームを何世代も引きついでいけば自分たちの子供や孫がお家以外の趣味等にお金を使える。という考え方のようです。

例えば自分が家を建て、子供は家を引き継いだことでローンなどは無し(多少のメンテナンスは必要)→近くの湖で遊べるボートや船などを買う→孫は家と船を所有しているから絵画などを買い資産を増やすなどなど。

長く住む為に家の性能を上げて、使う素材も長く持つものをチョイスしています。
(レンガやタイル、木も塗り替えをしっかりすれば驚くほど長持ちします)

彼らは週末に家の壁を塗ったり、ガーデニングを楽しんだりと、家のお手入れに時間をかけるのが日常。

日本でもガーデニングはしますが、壁のお手入れなどは業者さんにお願いすることが多いですので、その点では我々日本人よりもマイホーム愛が強いと言えるかも知れませんね。

そして、きちんとお手入れされている住宅は、中古のほうが高く取引されていたりもします。
※余談ですが、欧州では新築をつくる会社よりリフォームする会社の方が多いのです。

 

まとめ

最近日本でも100年住宅や長期優良住宅を推奨する(欧州化)流れが始まっています。

家づくりは断熱性、気密性、そして換気がしっかりできていることが長持ちのコツと言われていますので、そこを抑えながらベストなマイホームづくりをしていきたいものです。