別荘購入の際、後悔しない為に知っておきたい注意点4つ!ローンやランニングコストについても。

別荘写真
出典:写真AC

毎日のように忙しい日常を送っていると「ゆっくり過ごしたい」と思うものですよね。
そんなときに憧れるシチュエーションが「別荘」でのひとときではないでしょうか。

別荘はふだんの住宅とは違った意味で購入するもの。
北欧風のオシャレな別荘で余暇を家族と過ごしたい、自然に囲まれた立地で趣味の時間を過ごしたい…など、別荘への思いは人それぞれですが、一般的にはワクワクした気持ちが先だってしまいます。

ただ、曖昧な部分を残したまま購入すると後悔することもあるかもしれません。
そこで、購入前に色々と知っておきたいポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

 

知らないと後悔しがちなポイント

「こんなはずではなかった…」などと気持ちが滅入らないように、後悔されがちな点について紹介していきます。

 

1、別荘は行きやすい距離?自宅から離れすぎると足が遠のく原因にも…

「別荘までの距離が遠く、交通費がかかる」という失敗談も実は結構あります。
買ったばかりのころは、楽しみの方が強く交通費の多さはあまり気にならないかもしれません。
ただ、距離が遠いと訪れる回数が増えるにつれ、一回一回の交通費が重荷になるケースもあるのだとか。

極端に離れすぎている場所の別荘を購入すると、別荘までの交通費が家計を苦しめることにも繋がりますので、移動距離や費用も計画しながら物件探しをしてみるのも良いかと思います。

 

2、中古物件は細かく建物をチェック

お手頃価格の築浅物件があると比較的リーズナブルに別荘を購入できるメリットがあり、近年では「別荘を中古で手に入れたい」という人も増えてきています。
ただ、別荘はふだん人が居住していない建物です。
空き家になっているため劣化のスピードは少し早め…。
一見新しく見える建物のあちこちに傷みが生じている可能性もあるでしょう。

「お得に購入できた」と思ってもリフォーム箇所が多ければ結果的に高い購入費用になることもあります。
キッチンやお風呂、トイレ、給湯器などの設備や室内の壁や床など、過去のリフォーム箇所を教えてもらうようにしましょう。
一度もリフォームをしていないまま、耐用年数に近づいているなら購入後にすぐに交換すべきものもあるかと思います。
“今後リフォームを検討すべき箇所”として、購入前に把握しておくようにするのがベターです。

 

3、再建築ができないケースもある

別荘の立地や建物の内部にばかり気をとられ後悔をするパターンがあります。
一般的な住宅地と違って、別荘購入のターゲットとなるエリアは自然に囲まれたようなエリアが多いかと思います。

その為、土地に面する道路が狭かったり、見た目的に普通の道路に見えても公道でなかったりするケースもあります。
一般的には[新たに建物を建てる際には2メートルの幅員の道路に面していなければならない]とされていますが、それに反していると“再建築”ができません。
将来的に別荘を手放すときには、それがデメリットとなって売却価格が安くなることもあるでしょう。
また、自然災害などで倒壊すれば“建て替え”はできずに、土地だけが残るという可能性もあります。

基本的に、不動産業者には説明義務があるのですがそういった土地もあることを頭に入れておき、道路などの周辺環境もチェックしてみてくださいね。

 

4、ローンで購入するのは難しいかも?

別荘は、普段の住居にプラスαとして考えられるもの。
その為、自分が日常的に住むことを条件にして利用できる一般的な住宅ローンで購入する訳にはいきません。
もし使うならば、セカンドハウス用と謳われているローンになるでしょう。
また、金利も通常の住宅ローンよりも高めで、借入れの審査も厳しいケースが多いです。

もし「ローンを利用したい」と考えているなら、長期的な返済計画をじっくり検討してみてはいかがでしょうか。

 

別荘購入後のランニングコストなど

別荘の購入には、土地と建物の費用以外にもいろいろと考えておかなければならない費用があります。

 

購入後の管理費

別荘の購入後、中々頻繁には行かない為、別荘の管理を不動産屋や管理会社へ依頼するケースも少なくありません。
管理費は別荘がある地域や、購入までの流れ(どこの会社から購入したか)などで異なってきます。
例えば、不動産会社などが企画して運営されている別荘地は、そのエリアの別荘や施設を定期的に点検及び確認などを行なってもらえる為、年間の管理費は若干高めにはなりますが安心です。
この他には地元の不動産(管理)会社や、別荘建築を依頼した会社などに相談し、年間管理をお願いするのも手段の一つです。

 

所有している間の税金

別荘の所有者になれば、土地および建物についての固定資産税がこれからかかります。
固定資産税の額は、その別荘の評価額によって異なりますが、所有している間は支払うべきものと理解しておきましょう。

 

税金の優遇制度はある?

別荘と言えば、夏や冬などの長期休暇に年に数回程度訪れるイメージが大きいですよね。
ちょっとした余暇を楽しむためだけに持っているもの…と解釈され、税金面の優遇がなかなか受けられません。

ただ、“毎週末には必ず過ごす”というように訪れる回数が多いなどの条件を満たせばセカンドハウスと認められ、税金が軽くなる可能性があります。
別荘がある管轄の都道府県税務署で手続き(申請方法など)や内容が異なる為、確認してみるといいでしょう。

 

住民票はどうすれば良いの?

住民票は、メインで住んでいる家がある自治体に登録するものなので、別荘を持ったとしても移動する必要は特にありません。
ただし、別荘を持っていると言うことは年間の回数は多くないにしろ、その地域で生活を行うと言うことでもあります。
ですので、住民税(家屋敷税あるいは別荘等保有税など、自治体によって呼ばれ方に違いがあります)の支払い義務は生じてきます。

 

まとめ

いかがでしたか?

普段住んでいる住宅と違った環境での時間は、そこで過ごす家族や仲間との思い出をさらにかけがえのないものにしてくれるでしょう。

別荘購入には、夢が溢れている一方、知らないと後悔する現実も多々あります。
購入前には、“別荘ならでは…”の注意ポイントを押えておきましょう。